文化大革命の炎の中で
厚い白塗りの下に透けて見えた
蝶衣の 精悍な 青髭が印象的でした。
完璧に作り上げられていたはずの
妖艶な美しさの下に、
生身の人としての蝶衣がそこにいる。
女としてではなく…
名作と言われているのに今まで観たことがなく、2025年のいま初めて鑑賞。
想像してた話と全然違い、歴史を知らなすぎて解像度が低かったことを後悔。
登場人物それぞれが持つ信念と、日本軍占領下・国民党…
あっという間にラストまで一気見だった。歴史に翻弄されながら、それぞれ懸命に生きていく様が美しくも哀しい。菊仙の最後の目がすごかった…。中国の人たちの逞しさや感情を露わにする様は、日本人には理解し難く…
>>続きを読む母から捨てられた先は京劇の稽古場。生きるためには演じるしかない。その先に待ち受ける、現実と舞台の倒錯。時代、性、革命。なんとも艶やかで美しく。破滅的な美。ラストのあの顔、タイトルそのものではなかろう…
>>続きを読む母に去られ
拾われた劇団で
女形として生きることを決められた小豆。
男として生を受けたのに
口にする台詞は
"女として生を受けた"。
僕は男で、
でも、虞美人として生きる。
1920年代からの…
レ、レスリー・チャンとコン・リーすんごい。
菊仙切なすぎる。
蝶衣の佇まいやプライドの表現の仕方かなりグッとくる。
北京を中心とした近現代史を知っているとなおおもろいかも。
というかアヘン普通に戦…